RSPO認証パーム油の採用UseofRSPO-CertifiedPalmOil
人と環境に配慮したパーム油由来原料の責任ある調達
当社製品の多くには、洗浄・乳化・使用感の調整などを担うパーム油由来原料(誘導体)が使用されています。美容に携わる企業として、毎日の美しさを支える原料についても、生産地域の自然環境や生物多様性、そこで働く人々に配慮しながら調達することを大切にしています。
世界的に需要の高いパーム油を持続可能な形で使用していくため、当社は2019年にRSPO※1へ加盟し、2022 年には正会員として承認されました。 合わせて2020 年には持続可能なパーム油のための日本ネットワークであるJaSPON へも参画し、関係する皆さまとともに持続可能な調達を推進しています。また、基幹生産拠点であるゆめが丘工場では、RSPOサプライチェーン認証(SC認証)を取得し、RSPO認証パーム油由来原料を適切に管理する体制を整えています。
パーム油の生産地域では、森林破壊や生物多様性への影響、労働・人権に関する課題が指摘されています。当社はこれらを重要なサステナビリティ課題として認識し、パーム油由来原料の使用実態を把握したうえで、環境・社会に配慮した原料への切り替えを進めています。
2030年までに、製品に使用するすべてのパーム油由来原料を、RSPO認証原料(Mass Balance方式またはBook & Claim方式)※2へ切り替えることを目標としています。
パーム油由来原料の使用状況(2025年度)
使用原料品目数に占めるパーム油由来原料の割合 |
約20% |
|---|---|
購入数量に占めるパーム油由来原料の割合 |
約45% |
購入金額に占めるパーム油由来原料の割合 |
約32% |
注:パーム油由来原料には、パーム油を由来とする加工原料・誘導体を含みます。 製品での使用割合は、パーム油由来原料を使用する製品の品目数および売上高構成比です。 製品中に含まれるパーム油そのものの配合比率を示すものではありません。
RSPO認証油の目標
2020年 |
2021年 |
2022年 |
2023年 |
2024年 |
2025年 |
2026年 |
2030年 |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パーム油使用総量 |
572t |
712t |
806t |
736t |
742t |
726t |
― |
― |
全パーム油原料に占める認証原料の割合 |
0.8% |
3.2% |
4.5% |
9.5% |
24.4% |
50.8% |
50% |
100% |
MB:BC |
0:100 |
0:100 |
0:100 |
43:57 |
57:43 |
45:55 |
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|
RSPO…持続可能なパーム油の生産・利用を目指す国際的な認証制度である「持続可能なパーム油のための円卓会議(Roundtable on Sustainable Palm Oil)」のこと
MB認証/BC認証…RSPOが認証する各基準のこと。MB(Mass Balance)は、認証農園からの認証油が流通過程で他の非認証油と混合される認証モデル。物理的には非認証油も含んではいるが、購入した認証農園とその数量は保証される。BC (Book & Claim)はRSPOにより認証された生産者が生産した認証油に、認証クレジットを発行。その認証クレジットを購入することで、認証パーム油の生産者を支援する仕組み
RSPOサプライチェーン認証(SCCS※認証)取得
ミルボンの基幹工場であるゆめが丘工場は、認証パーム油を使用して作られた製品を取り扱う製造・加工・流通過程での要求事項を満たしているかを認証する制度であるサプライチェーン認証(SCCS※認証)を取得しています。
SCCS…Supply Chain Certificate System
パーム農家とのエンゲージメント
2024年11月にRSPO主催の元、タイで開催された「Smallholder Linking & Learning Field Trip」へ参加し小規模パーム農家※と対話を行いました。
現地では、タイ中部にあるチョンブリにてパーム農園とミル工場を所有している「Suksomboon Vegetable Oil社(以下、 Suksomboon社)」へ訪問し、Suksomboon社から小規模パーム農家に対して機械化や肥料の重要性、生産性向上の指導を行っている様子などを視察しました。さらに様々なステークホルダーと、現場における現状と課題・ニーズについて対話をし、課題認識を深めました。Suksomboon社の本取り組みは「Asia School of Business(ASB)」の研究対象にもなっています。ミルボンでは、今後もステークホルダーとの対話を行っていきます。
農園の作付面積が約2ヘクタール前後かつ専業農家であり、家族経営で営んでいる生産者


